デトロイト、バレアリック、ディスコ、ニューウェーブに必須の音源登場! 「シンセサイザー特有のギターサウンド」を奏でるソフトウェア音源。 | デトロイトやディスコで多用されている"ライン録りされたギター"のような、特有のチープさをもったカッティングサウンド。 バレアリックのような滑らかなアコースティックサウンド。 ギターサウンドに多数のエフェクトを施したようなディスコダブ系サウンド。 シンセとギターがユニゾンしている様なコードサウンド。 RGはそういった"もう一つ進んだ"ギターサウンドを"彷彿"させるソフトウェアシンセサイザーです。
サウンドが優れている事はデモを聴いて頂ければ「これは!」と思って頂ける事でしょうが、そんなサウンドは豊富なプリセットから選ぶだけで、すぐに手に入れる事ができます。エディットに関してもシンセとしてはかなりシンプルな方ですし、こういったリズミックなサウンドを必要としている人には手放せない一品となることでしょう。
グルーブを生み出す高品位シーケンサー。 また、特に重要なポイントは内蔵32ステップシーケンサーが非常に優秀であるという事です。 ギターサウンドである、という事を疑似するのに必要なのはギターの奏法を再現した打ち込みが行えなければなりません。 ダウン/アップ/ゴースト/タイ/ベロシティといった「奏法」をシーケンサーで打ち込み、音階はMIDIノート(MIDI鍵盤やDAWのシーケンサー)で決めるというアルペジエーター的な使い道となっており、シーケンスパターンはA/Bの2つ用意しておく事が出来ます。 RGそのものにバーチャルキーボードが備わっているので、打ち込み時に確認しながら作る事も容易です。 さらに1,000以上のプリセットグルーブも用意されているので、カッティング・シーケンスの打ち込みには心配は必要ないでしょう。
- シーケンスAは、キーボード・レンジ C1~B3を打鍵することにより演奏
- シーケンスBは、キーボード・レンジ C3~B4 を打鍵することにより演奏
- シーケンスAのキーボード・レンジは、メジャー・コードとマイナー・コードに分割
- メジャー・コードのレンジ:C1~B1 / マイナー・コードのレンジ:C2~B2
- シーケンスBのキーボード・レンジは、メジャー・コードとマイナー・コードに分割(パワーコードとミュートギター・モデル以外)
- メジャー・コードのレンジ:C3~B3 / マイナー・コードのレンジ:C3~B4
ユニークなサウンドを生み出すRGサウンド。 RGの音色エディットはフィルター、アンプ、LFO(ピッチとフィルター)、モジュレーション・セクションがあります。 モジュレーションセクションでは2つのノブがあり、それぞれに「MIDI CC」と「モジュレート項目」が用意されており、外部MIDI機器でリアルタイムにピッチやフィルターを可変させる事も可能です。
そして、もっとも気になる「音色」は下記の6種類が用意されています。 ・エレクトリック:ファンキーなエレクトリック・タイプと過激なディストーテッド・タイプ ・アコースティック:アコースティックらしい響きをもつ8th・タイプとデフォルメしたような煌びやかさをもつ16th・タイプ ・ミュート・ギター:グルーヴを生み出すミュートカッティング。「ミュートLOW」「ミュート・HIGH」の2タイプ。 そしてこれらの音色のためのサウンドプリセットも7種類・各128ずつ用意されています。 ・Electric RG grooves ・Steelstring RG grooves ・Disto RG grooves ・Muted RG grooves ・Electric ・SteelString ・Disto basic grooves
さらに20種類以上のモデルを搭載したエフェクト・セクションもあります。 エフェクトは最大3つまで同時に利用することが可能です。 ギターエフェクトとしてはアンプシミュレータ、キャビネットシミュレータ、ディストーション、コーラス、ディレイなどがありますが、フィルターやゲイター、オートパンなどのシンセ的エフェクトも搭載。
搭載エフェクト:Mono Delay, Stereo Delay, Comb Filter, Reverb, Chorus, Chorus/Delay, Flanger, Phaser, Ensemble, FX Filter, WahWah/Delay, AutoWah, Amp Simulator (5種類のモデル), Cabinet Simulator (5種類のモデル), Distortion, Low Fi, Waveshaper, Multi-distort (11のタイプ), Stereo Widener, Autopan, Gator, Compressor Emu Orbit-3やAccess Virusといった名だたるハードウェアシンセサイザーのサウンドプリセットを提供する辣腕のサウンドデザイナー、RobPapen氏。 LinPlugの「ALBINO3」など世界中のプロフェッショナルも愛用するソフトシンセのデザインも行い世界的に注目されている人物ですが、独自のシンセサイザーを開発したいとの思いから「RobPapen」を設立。 そのサウンドを聴く事でアイディアが湧いてくる...と評価されるRobPapenサウンドの真骨頂がRob Papen製品には詰まっています。
その誰もが耳を奪われるサウンドの裏には彼が非常に優れた音楽家である事が根底にあります。 PERU や NOVA というバンド活動の傍ら、他のアーティストのプロデュースなども手がけてきました。なおNOVAはオランダで、PERUはオーストリアでチャートNO.1を獲得しています。 またデペッシュ・モードからジェームズ・ブラウン、バッハからレニー・クラヴィッツまで、あらゆる音楽を彼は愛しています。単なるサウンド開発者という立 場ではなくアーティストであり音楽愛好家である事が徹底的に音楽的なサウンドを実現出来ているバックグラウンドとなっている事は間違いがありません。
「音楽的であり、良いサウンドで新しいアイデアが多くつまったものにしたいと常に考えています。私は常に新しい方向性を模索しており、その上でいつも気に かけているのは、音楽制作に使えるもので、最高品質のサウンドです。」という彼の言葉通り、使い勝手がよく、ユニークで優れたサウンドをもったソフトウェ アシンセが揃っています。
※上記製品仕様は2012年03月時点のものです。 随時更新するよう努めてはおりますが、最新状況は常に変動するため合わせてメーカーでもご確認下さい。
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